当院の認知症外来は、高齢者専門の内科医(日本老年医学会専門医/日本認知症学会専門医)が行っておりますので、内科疾患につきましてもご相談いただけます。
お付き添いのご家族様の内科受診も同時に可能です。
認知症は、糖尿病・コレステロール異常・高血圧などの生活習慣病が発症のリスクとなることが明らかになっています。また、体調の悪化によって認知機能が悪化することがしばしば認められます。
高齢者に多くみられる内科疾患を総合的に診療を行うことで、認知症の進行抑制や身体の健康維持を目指します。
認知症の治療薬は認知機能の低下を抑制する効果がありますが、興奮するなどの問題行動をきたすことがあります。そのため、患者様の症状を見極めながら、薬の種類や用量を細かく調節します。
アルツハイマー病の新薬について、極めて早期に診断し治療を開始する必要がありますので、できるだけ早い受診をお勧めします。
アルツハイマー病をはじめ、多くの認知症で認知機能の改善は困難ですが、薬による治療だけでなく、生活全体に対するアドバイスによって『いつもと変わらない日々』が一日でも長く続くように努めます。
被害妄想、怒りっぽい、暴力等の問題行動に対して、薬による治療や対応方法のアドバイスを行うことによって症状の緩和をはかります。
服薬回数や薬の種類をできるだけ減らすことによって介護負担の軽減をはかります。
介護保険の申請や介護サービスの導入についてのアドバイスを行うことによって、介護者負担の軽減をはかります。
介護保険の申請に当たり、認知機能の評価が十分に行われていないため介護度が得られない場合につきましてもご相談ください。
認知症外来は予約制となっております。
検査や治療は、原則、国民健康保険内で行います。
頭部MRIまたはCTについて、近隣の画像センターで実施となります。
受診から診断まで、最短8日間、通常は2〜3週間となっております。
患者様が認知症に対する検査に対して拒否的な場合は、ご配慮いたしますのでお申し出ください(脳を含めた検診、脳ドッグなどとお伝えすると受け入れやすい傾向がございます)。
当院の認知症外来のながれは以下のようになっております。ご不明点がございましたらお気軽にお問合せください。
当外来は、老年科専門医/総合内科専門医が行っておりますので、内科疾患につきましてもお気軽にご相談ください。認知症と合わせて内科診療を行うことも可能です。
お付き添いのご家族様の内科疾患についても同時に診察可能です。
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